A-QOA(Assessment of quality of activities)は、クライエントが何らかの自然な文脈の中で活動を行っている際の活動の質(Quality of activities; QOA)を観察から評価するための評価ツールです。

「活動と対象者との結びつきの強さ」のことで、これは活動の遂行や、言語表出・感情表出や社会交流を生む状態や、活動の結果から得られる対象者へ影響から判断される概念です。

  • A-QOAはクライエント中心の評価であり、本人目線での活動や作業の効果や意義を評価します。

  • 活動の始まりから終わりまでが観察できれば、観察時間に依存することなく、評価が可能です。

  • 観察項目は21項目からなり、その観察項目の頻度と強さから各項目を4段階で評定します。

  • A-QOAはラッシュモデルを用いて、その評価としての構成概念の妥当性を検証していて、21項目が1つのスケールとして評価できることを証明しています。

認知症や意識障害等の認知障害のある対象者は自分の意思の表現が困難な方で対象者にとって意味や価値のある活動の判断や、活動の効果検討に苦慮することがあり、その解決のために作成しました。

  • 対象者にとって意味のある活動や作業の選択を補助し容易にします。

  • 対象者にとっての活動や作業の効果について観察項目を知ることにより枠組みを持ち観察できるため、より分析的に評価が行えます。

  • ラッシュモデルを使用した解析ツールを用いることで、活動や作業が対象者にとってどの程度効果があるかを数値化できます。

「観察項目」

活動の遂行・活動の結果・活動時の感情表出・他者との関わり・言語表出の合計21項目の観察項目からなります。

「採点基準」

4点:非常に強く/例外的に観察される

3点:観察される

2点:観察されるがその程度が限定的/疑問

1点:観察されない

​詳細はPDFをご覧ください。

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