作業療法場面において活動を導入した際に、それが本人とって意味があるかどうかを評価することは重要です。しかし、認知症のある人は自分の主観を言語表出することが困難なことがあり、作業療法において評価に悩むことが少なくありません。活動の質評価法(A-QOA)はそのような作業療法実践の問題を解決するために開発してきた評価法です。
A-QOAの研修会に参加し、臨床で評価を実施し、データを提出いただき、提出いただいたデータに問題がなければ、認定評価者として寛厳度付きのスコア定量化ソフトの提供ができます。スコアの定量化ができることで、作業療法等で提供される活動による効果や選択の根拠をより客観的に示すことができるようになります。興味がある方は是非参加をご検討下さい。
本研修会はA-QOAの開発研究の一環として行っており、研修に参加いただく方には臨床で使用していただき、そのデータの提供をお願いしております。そのため、データの提供について所属施設にご相談下さい。
参加条件
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作業療法士である。作業療法士以外の方は応相談。
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認知症のある人に接する機会がある。
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認知症のある人の作業療法の評価法であるA-QOAを用いて、研修終了後に認知症のある人の活動の質の評価を行い、データ(10名分)の提出ができる。(所属施設及び対象者にも同意が得られる)
申込方法
● 申込フォームからお申込みください。
● 参加の可否については、それぞれの申込み締め切り後、改めてご連絡いたします。
第4回
2022年12月17日、18日
1日目(土)/10:00~18:00
2日目(日)/9:00~15:00
場 所:Zoomによるオンライン
定 員:30名
講 師:西田 征治(県立広島大学)
坂本 千晶(県立広島大学)
白井はる奈(佛教大学)
小川 真寛(神戸学院大学大学)
第5回
2023年度予定
講 師:西田 征治(県立広島大学)
坂本 千晶(県立広島大学)
白井はる奈(佛教大学)
小川 真寛(神戸学院大学大学)